終末期に痰が増える理由

終末期に痰が増える理由は、主に以下のような体の機能低下や繁華が原因です。
 
 
  • 咳反射の低下:
    痰を排出する役割を担う咳反射が衰えるため、痰が気管支やのどにたまりやすくなります。
     
  • 呼吸機能の低下:
    呼吸状態が不安定になり、肺機能も低下するため、痰を排出できなくなり、痰が貯留して粘稠度が増す。
     
  • 水分代謝の低下:
    体が水分を処理できなくなるため、水分が体内に溜まり、痰や唾液の量が増える。
     
  • 心機能の低下:
    心臓の機能が低下すると、それに比例して血圧も低下し、拍動数が増えて血流を確保しようとしますが、これも痰の増加につながる場合があります。
     
  • 免疫力の低下:
    免疫力が低下すると、痰が増え、気管支やのどに痰が溜まりやすくなります。
     
  • 意識レベルの低下:
    意識が低下すると、痰を飲み込む力が低下し、痰が気管支にたまりやすくなります。
     
  • 体位の変化:
    常に寝たきりの状態の場合、体位の固定により痰が気管に溜まりやすくなります。
     
  • 過剰な水分摂取(点滴など):
    終末期に点滴を過剰に行うと、体内に水分が溜まり、痰が増えることがあります。
     
これらの理由により、終末期には痰が増え、呼吸が苦しくなる場合があります。
 
 
 

株式会社はるの風

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