入浴しないとどうなるのか?

高齢者が入浴しないと、体臭や皮膚トラブル(湿疹やかゆみなど)のリスクが高まり、皮膚の健康状態が悪化します。
また感染症にかかりやすくなったり、筋力低下や関節の動きの悪化も上昇します。
 
入浴は心身のリラックスにもつながり、ストレスを軽減する効果も期待できます。
具体的にどのような影響があるか
  • 皮膚トラブル:
    入浴しないと、汗や皮脂、汚れが皮膚に蓄積され、かゆみ、湿疹、ニキビ、皮膚炎などの肌トラブルを引き起こす可能性があります.
     
  • 感染症:
    皮膚のバリア機能が低下すると、細菌やウイルス感染症のリスクが高まります.
     
  • 体臭:
    入浴しないと、体臭がきつくなることがあります.
     
  • 筋力低下:
    入浴は、体を動かすことで関節を動かし、筋力を維持するのに役立ちます。入浴をしないと、関節が硬くなり、動きが制限され、筋力低下が起こりやすくなります.
     
  • 要介護リスク:
    入浴は、血行を良くし、筋肉の緊張を緩和する効果があります。入浴をしないと、体力が低下し、日常生活の自立性が低下し、要介護認定のリスクが高まります.
     
  • 精神的な影響:
    入浴は、心身のリラックスに役立ち、ストレスを軽減する効果があります。入浴をしないと、ストレスが溜まりやすく、精神的な不調につながる可能性があります.
     
高齢者の入浴頻度
  • 特別養護老人ホームでは、週に2回以上の入浴をさせることを義務付けています.
     
  • 一般的に、毎日入浴することが推奨されていますが、週に2回以上を目安に入浴することが望ましいでしょう.
     
入浴拒否への対応
  • 入浴拒否の原因を理解し、一人ひとりに合った声かけや対応をする必要があります.
     
  • 入浴のメリットを伝え、入浴に抵抗がないように工夫することも大切です.
     
  • 無理強いはせず、段階的に入浴習慣を身につけられるようにサポートしましょう.

 

株式会社はるの風

はるの風訪問看護ステーション半田山

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