嚥下をよくするのは?

嚥下を良くするためには、まず日常の習慣を見直すことから始めましょう。
正しい姿勢で、ゆっくりと食事を味わい、よく噛むように心がけることが重要です。
 
また、口腔ケアを徹底し、喉の筋肉を鍛える嚥下体操も効果的です。
必要であれば、専門家(言語聴覚士など)に相談し、適切なリハビリテーションを受けることも検討しましょう。
 
具体的な対策:
 
  • 正しい姿勢:
    • いすに深く腰掛け、背筋を伸ばして食事する。
    • テレビを見ながらなど、「ながら食事」は避ける。
  • ゆっくりと食事:
    • 急がず、一口量を少なくし、よく噛んで食べる。
    • 飲み込むまで次のものを口に入れない。
  • 口腔ケア:
    • 歯や舌を丁寧にブラッシングし、口の中を清潔に保つ。
    • 唾液の分泌を促すために、よく噛む習慣を身につける。
  • 嚥下体操:
    • 首を回す、肩を回す、腹筋を鍛えるなどの体操で、喉の筋肉を刺激する。
    • 舌の運動(舌出し、舌の左右運動など)も効果的。
    • アイスマッサージも、喉の感覚を研ぎ澄ませるのに役立つ。
  • 食事の工夫:
    • 食べ物を小さく切る、やわらかく調理するなど、食べやすい食事にする。
    • 誤嚥しやすい食べ物(硬いもの、細長いものなど)は避ける。
    • 飲み物にはとろみをつける(増粘剤などを使う)。
  • 専門家への相談:
    • 嚥下障害の専門外来を受診し、適切なリハビリテーションを受ける。
    • 言語聴覚士に相談し、個別の指導を受ける。
       
その他:
 
  • 歌を歌う、会話を楽しむなど、喉の筋肉を使う活動も嚥下機能を維持するのに役立ちます。
  • 普段から水分補給を十分に行い、喉を乾燥させないように注意しましょう。
  • 誤嚥性肺炎の予防のため、食事の前にうがいをすることも大切です。

 

株式会社はるの風

はるの風訪問看護ステーション半田山

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