冬場の注意する病気について

いつもお世話になっております。

本日は冬に高齢者にとって注意すべき病気について説明していきます。

次のようなものがあります。

 

・ヒートショック:急激な温度変化によって血圧が変動し、心筋梗塞や脳梗塞、めまい、失神などの症状が現れることがあります。高齢者は高血圧などの持病を抱える人が多いため、特に注意が必要です。

 

・虚血性心疾患:心臓の筋肉の血液の巡りが悪くなったり、血管が詰まったりして発生する病気の総称です。寒くなると血管が収縮し、血圧が上がります。

 

・脱水症:空気が乾燥していることに加えて、気温が低くて喉が乾きづらいために水分摂取量が少なくなりやすくなります。高齢者は喉の渇きを自覚しにくいため、水を飲む機会が更に減ってしまいがちです。

 

・感染症:インフルエンザやノロウイルスなどの感染症にも気をつけたい季節です。インフルエンザは高齢者が重症化しやすいため、流行している時期には人混みを避け、外出するときにはマスクをつけることが大切です。

・寒暖差アレルギー:急激な気温変化が刺激となって、鼻の粘膜が傷ついて起こる鼻炎症状です。

 

・食後低血圧:食事をした約20分後から消化のために血流が腸に集まり、脳への血流が保てなくなって過度に血圧が低下し、めまいや失神を起こします。高齢者、パーキンソン病、糖尿病の人は自律神経系が衰えているため、この病気が起こりやすいといわれています。

 

寒くなってきたため、気を付けて生活を送ってください。

何卒宜しくお願い致します。

 

株式会社はるの風

はるの風訪問看護ステーション半田山

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