精神疾患 眠気とは

精神科で処方される薬には、覚醒物質を抑制する作用や催眠作用などがあるため、眠気が副作用として現れることがあります。
また、精神疾患そのものが睡眠障害を引き起こすこともあります。
 
【薬による眠気】
  • 抗不安薬(精神安定剤)には催眠作用があり、眠気が日中に強まることがあります。
     
  • 抗うつ薬には、セロトニンを活性化させるものもありますが、副作用として眠気が現れるものがあります。特にヒスタミンをブロックする抗ヒスタミン作用のある薬は強い眠気が出やすくなります。
     
  • 抗精神病薬には、鎮静作用の強い薬があり、眠気やだるさ、ボーッとしたりすることがあります。
     
 
【精神疾患による睡眠障害】
 
  • 統合失調症、うつ病、不安障害などの精神疾患では、不眠や過眠などの睡眠障害が現れることがあります。
  • 双極性障害、パニック障害、全般性不安障害、心的外傷後ストレス障害などの「こころの病気」でも、不眠あるいは過眠が現れます。
 
【眠気に関する受診】
 
  • 日中の急激な眠気や、情動脱力発作がある場合は、メンタルクリニック、心療内科、神経内科、精神科を受診しましょう。
  • 眠気や脱力発作などで日常生活に影響が出ている場合や、危険業務や車の運転が可能かどうかなど医師の診断が必要な場合があります。

 

 

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