歯がない口腔ケア

歯がない高齢者の口腔ケアは、歯茎や舌のマッサージ、唾液腺のマッサージ、口腔体操、お口の保湿、そして定期的な歯科検診が重要です。
 
これらのケアによって、口腔内の清潔さを保ち、感染症のリスクを減らし、より快適な生活を送ることができます。
 
具体的な口腔ケア方法:
  • マッサージ:
    柔らかい歯ブラシやガーゼで歯茎や舌をマッサージすると、血行が良くなり、唾液の分泌が促進されます。唾液腺のマッサージも効果的です。
     
  • 口腔体操:
    口を開け閉めしたり、舌を動かす体操を行うことで、口腔内の筋肉を鍛え、機能を維持・回復する効果が期待できます。
     
  • 保湿:
    口腔内が乾燥すると、細菌が増殖しやすくなるため、乾燥を防ぎ、保湿することが大切です。保湿ジェルやスプレーを使用したり、こまめな水分補給も効果的です。
     
  • 清掃:
    歯ブラシの代わりに、指に濡らしたティッシュやガーゼを巻き、歯茎や舌を清掃するのも良い方法です。液体歯磨きや洗口液を併用すると汚れが落ちやすくなります。
     
  • 舌ブラシ:
    舌ブラシは、舌苔を取り除くのに役立ち、口臭の予防にもなります。
     
  • デンタルフロス:
    歯ブラシでは届かない歯間や、入れ歯の隙間の汚れを取り除くのに役立ちます。
     
  • 訪問歯科:
    歯科検診を定期的に受けることも重要です。高齢で通院が困難な場合は、訪問歯科を利用することもできます。
     
高齢者の口腔ケアの重要性:
口腔ケアは、歯がない高齢者でも、全身の健康に深く関わっています。口の中の細菌が、全身の病気(肺炎、心臓病など)のリスクを高める可能性があります。口腔ケアをしっかり行うことで、これらのリスクを減らし、より健康的な生活を送ることができます。
 
 

株式会社はるの風

はるの風訪問看護ステーション半田山

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